#hkmk2021発表者
千葉 星菜 さん
あなたが「やめた・手放したこと」とは何ですか?
禁止
どのようにマインドが変わりましたか?
心が軽くなった。自分も他者も、その人の人生があり、ひとりの人間として何をしていてどんなマインドであっても、認められるようになった。
~手紙~ 余裕が無かった頃の自分へ
苦しい、とっても苦しかったね。
自分が感じていた悲しさ、苦しさのネガティブな気持ちもそんなことを感じるのは良くないと、受け止められずにいたし、頼ったり甘えることはダメだと思っていたね。自分の中のmustやshouldを、自分にも他者にも強いていた。
それは子どもの頃の経験が積み重なっていて、母親に寂しかった気持ちを言っても、こうしたい気持ちを言っても、受け入れてもらえなかった過去があって、本当はすごく悲しかったのに、その気持ちも見て見ぬふりをしていたね。
知らず知らずのうちに、自分にも他者にも甘えること、頼ることはいけないこと、だって受け入れてもらえないし、言っても無駄だ。甘える、頼るは迷惑をかけることで、それは悪。自分のことは自分でやるべきだって思っていたね。
子どもたちや元旦那にはいろんな禁止事項を並べて、言葉や態度で示していたし、それ以外の人たちには心の中で禁止していた。それが普通になっていたけど、生き苦しかったね。自分がされてすごく嫌だったことなのに、自分にも他者にもしていた。
それから自分と向き合い続けてきて、自分がしたいことに許可を出して、勇気を出してから少しずつ変わっていった。
自分に他者に対して、こうでなければならないって勝手に思っていた思考が
あなたはあなたの人生を生きていい
わたしはわたしの人生を生きていい
って、許せたね。それはとっても大きかった。
それから特に子どもたちに対して、「やりたくないならやらなくていい」という半分放任主義から、気持ちに寄り添い応援するスタンスに変わった。甘えること、頼ることも、時と場合にはよるけどだいたいのことは許し、受け入れ始めたね。
元旦那や他者に対しても、そんなことするなんて、あんなこと言うなんて信じられない!から、あの人はそう思うんだ、あの人はそうなんだ、に変わった。
気持ちがフワッと軽くなったね。生き苦しさから解放されたね。長かったし、その間自分と向き合い、いろんなことを学んで素直に受け入れてきたあなたは、偉いよ。逃げなかった。よく前に進んできた。
自分が甘える、頼ることはまだまだ出来ない部分はあるけど、大丈夫だよ。それもあなただから。許せたと思っても、ふとした瞬間に過去を思い出して怒りが湧いてきたり、他者が気になったり、昔の思考の癖が出たりして行ったり来たりするけど、それはありのままのあなただから。それでいいんだよ。だから出来ていなくても、自分を否定しないでね。
生まれてからずっと、わたしはずっとあなたのそばにいる。だからこそ、ひとりで生きてきてないことも知っている。どんな小さいことも選択して今日まで生きてきて、ひとりですることもあれば、誰かが絡んでいることもある。それらが出来ること、すべてに感謝して受け取っていこう。
そして自分と他者を尊重しながら、自分の気持ちを伝えていこう。
そうしたら、甘えることも頼ることも受け取ることも、愛されることも愛することも出来ていくと思うよ。
これからも自分を緩めて、許していこうね。愛してるよ。
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やめた・手放したことでどのように余裕がうまれマインドが変わったのか?
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